その日
その日
1年前の今頃、本当にその日がやってくるのか疑心暗鬼になっていたような記憶がある。しかしいつの頃からか、もう残り少なくなったその日に向けて準備をしている自分がいることに気づく。
会長任期は3月31日
しかし、31日にテレビ画面が切り替わるようにデジタルに切り替わるわけではない。そして、31日までの任期を最後まで全力で走り抜ける、と考えはするが現実はそうではない。
私の準備は12月から始まった。
四国ブロック大会西条大会の終了。
次は2月
40周年記念事業の終了。
今月は7日に定例会の終了。
そして先日は三役会の終了。
一つ一つ事業を完結するたびに終りに向け少しほっとしている自分がいる。そして終わったことを通達する別の自分もいる。肩の荷が下りるのではなく、荷物はそのままで、まるで終りと書かれたステッカーを肩に貼り付けられる。そんな感じだ。
たぶん、その日は普通のなんでもない日の様に過ごしているだろう。
それまでに儀式、ではないが、その日に向けてしっかりと終わらせる作業をしてきた。・・・つもりだ。
その日に全部の終わりが一度に来るわけではない。それまでに細切れに、そして不意に、ではなく計画的にやってくる。
そう、そのほとんどはもう通り過ぎた。
その日が、あの日になる時が今は少し待ち遠しい。